Pacific Northwest Geodetic Array
Central Washington University

パシフィックノースウェスト測地学アレイ
とCWU測地学研究所

パシフィックノースウェスト測地学アレイは、セントラルワシントン大学のPANGA測地学研究所によって構成され、太平洋岸一帯に設置された約350機に及ぶ高精度GPS受信機を継続的に作動させ計測を行っています。セントラルワシントン大学地質学部内の地球物理学および構造地質学の研究プログラムの一環として、測地学研究所は受信されたデータを継続的にダウンロード・分析・保管し、それらを発信しています。

測地学研究所

この研究所の主な科学的役割は、地殻変形、プレートテクトニクス運動、海岸地震を引き起こす原因、そしてその他環境科学の応用を探るための衛星利用測位システム(GPS)を使った高精度測地測量をサポートするところにあります。国立科学財団(NSF)、航空宇宙局(NASA)、米国地質調査所(USGS)、そしてUNAVCO 法人の規約の下に、この研究所は、カスケード山脈の沈み込み帯と太平洋岸一帯の地域内で公に共有された全てのデータを分析しています。さらに、アラスカからメキシコまでの太平洋に面した北アメリカの構造プレート地帯に及ぶ、アーススコーププレート境界観測衛星を含めた、およそ1000のGPSステーションからのデータを分析しています。セントラルワシントン大学によって現時点までに分析された、全てのステーションの地図はこちらで提供しています。

リアルタイムGPSデータ分析

カスケード山脈の沈み込み帯とその大都市圏全域に渡った、関連性のあるいくつかのミリメーター分解の測位を提供するために、遠隔計測された約三分の一のPANGAのGPSは、リアルタイムにセントラルワシントン大学へ送られ、トリンブルRTKネットインテグリティー管理ソフトウェアと同様、JPLRTGソフトウェアで処理されています。これらのリアルタイムデータは、地震、火山噴火、地滑り、そして海岸の海水災害などの自然災害を観測、そして緩和するために使用されています。さらに、それらのデータは、コロンビア川を含めたカスケード山脈の沈み込み帯にわたった、シアトルのアラスカン・ウェイ高架橋州道520号線と国道90号線上の浮橋、電力発電所/飲料水専用ダムなどの人工建造物を観察するために使用されています。

分析方法

太平洋岸全体にわたるテクトニクスの変位をミリメーター単位で計測するという目標には、厳密な分析とパラメーター推定技術が求められます。この研究所では、GPS衛星位相観測可能なものを位置の時系列に変換するためにNASAのジプシー・オアシスソフトウェアや、プレートテクトニクス、地震、地滑り、火山噴火が原因となった地殻変形を数値化するため、研究所内のパラメーター推定やモデリングソフトウェアを使用しています。CWU測地学研究所は、パシフィックノースウェスト測地学アレイのデータ分析施設としての役割を果たすことに加え、メキシコ本土、カリフォルニア半島、カリフォルニア、アイダホ、モンタナ、オレゴン、そしてワシントンのカスケード火山においての実験分野をサポートしています。セントラルワシントン大学はさらに、べス・プラットシタウラ教授の指導の下、ネパールの連続GPSネットワークを運営しています。

リネックス、そしてその他のデータは、匿名FTP経由で公開ファイル保管所から入手できます。

この研究所は、大学NAVSTARコンソーシアム(UNAVCO)、プレート境界観測所の主要参加者です。これらの活動は、主に全米科学財団(NSF)、航空宇宙局(NASA)、そして米国地質調査所(USGS)から 資金提供されています。